加藤健一事務所さまのご厚意でHPにアップされていたインタビューを転載させていただきました。
浅野雅博(高田葬儀屋役) 出身:神奈川県
☆お家が海の近くだと伺いましたが・・・?
ハイ、近いです。近いし、僕は釣りが好きなので、時間が空くとよく海に行っています。
☆この作品に共感するところはありますか?
僕のところは漁師町じゃないですけど、やっぱり海がある町っていうのはイメージしやすいです。
舞台は漁師町で海が近いですから、稽古でも「朝から晩まで、昔も今もずーっと、むちゃくちゃ
潮の香りがしてるんだろうな、ここは」って潮の匂いを感じながらやってます。
海はいいですねー。休みの日はもう、天国です。ずーっと海にいて、釣りしたりぼーっとしたり・・・。
『エキスポ』の男たちが情けなくなるのが分かりますよ。君江さん(富本 牧子)も言ってますが、
本当、海ばーっかり見ちょったら馬鹿になるとです!(笑)
海モードから意識を現実に戻して稽古モードにするために、集合時間より早めに稽古場にきてストレッチ・・・、
今はそんな毎日です。(笑)
☆役所と役作りについて教えて下さい。
僕の役は高田葬儀屋の看板息子(?)の高田という男の役です。大場家のお母さんの御葬儀のお世話を
するために、大場家にやってきています。葬儀屋さん・・・というより、高田は登場人物たちだけでなく、お客
さんにとっても休憩タイムとなるような、一息つける柔らかい空気を持った存在にできればなと思っています。
突然のお母さんの死と、てんやわんやのお葬式。その中で、いろんな人間関係が絡んだりほつれたりして
忙しい芝居ですからね。それを癒すような。
葬儀屋って暗そうなイメージがついてまわる仕事だけど『葬儀屋という仕事を持った”高田くん”』っていう
ところも意識して、いいキャラクターを垣間見せられればいいですね。
☆大の中島淳彦FANだそうですが、中島さんの戯曲の良さはどんな所にあると思いますか?
中島さんって、笑わせながらも人の哀愁とか愚かさとかっていうところを、しっかり突いてくる作品をよく
書いてらっしゃると思うんです。「アイツ馬鹿だよね〜!」って、お客さんが笑ってんだけど、その馬鹿にも
理由があるっていうところとかね。哀愁が含まれているところがミソですよね。
「笑えば笑うほど寂しくなる、悲しくなる・・・でも、寂しいからこそ、お客さん笑ってよ!」っていう。
この『エキスポ』なんて、まさにそう。僕の役、高田っていう葬儀屋も”背後にはそういう暗いこともあるんだけど、
日々こうやって仕事して、ニコニコして頑張ってるんですよ”っていうところを見せられればいいなあ。
☆五目
御飯の具材に例えると、自分はどの存在だと思いますか?
なんだろうなぁ・・・。なんだろう・・・・砂糖?
☆そのココロは?
・・・あれ、砂糖って入ってたっけ?!っていう(笑)・・・ぐらいの存在なんだけど、入ってないとちょっと物足りない。
気付かれずとも、砂糖は砂糖の仕事をしっかりしているっていう。
☆最後に「エキスポ」を楽しみにしているお客様方にメッセージを。
稽古で毎日この芝居を見ていますが、全然飽きない。
それぞれのキャストさんの力もあって、一字一句笑えるものに仕上がってきています。こんなに始終にこにこ
笑っていられる稽古場もあまりないと思うので、このままの雰囲気で、ビシッとしめて劇場にもっていけば、
必ずお客さんに「おもしろかったし、何か心に残ったよ」・・・・って、思ってもらえると思います!そういう風な
芝居を自分自身、役柄として作りたいとも思ってるので、是非、楽しみに待って、当日劇場に見に来てください。
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