★ 舞台裏 ★ 〜melの感想&こぼれ話〜
セリフ一つもなし。しかも郎党と二役「浜の女」の女役だった・・・・
「守銭奴」
本番一日前に舞台稽古中、舞台から転落して鼻骨骨折。 翌日、鼻に綿を詰めまくって鼻血をふきながらの本番だったそう。
「王女メディア」
5ページぐらいずーとしゃべる役だったのですが、スコーンと本番中に忘れることがあって、2,3度平さんの楽屋に土下座しに行ったそうです。
「めいっぱいに夢いっぱい」
チラシを見ることができます。
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~CJK/plays/69.htm***********************************************
パンフレットの自己紹介より二十六歳。人生と呼ぶにはなんだか恥ずかしくて隠れちゃいたくなる程短く、「お前に何がわかる!とどこからか聞こえてきそうな程の年月です。されど人生は人生。自分なりにあれこれ考え、先輩方の数十分の一ほどの勉強はしてきました。(?)
具体的に何が自分の人生を変えたかなんて正直いって言えないけど、現場含め様々な場所で出会う人には、生き方までも考えさせられてしまいます。特に最近お手伝いさせて頂いた劇団の大先輩には、芝居をやり始めた頃のピュアの気持ちを逆に思いおこさせられてしまいました。普通は逆でしょ。ショックでした。
そうした、役者的、人間的に尊敬できる人に出会えたというのも、行ってみれば偶然の出来事。なかったかもしれないことです。仕事上だけでなく、私生活、趣味(釣りが大好き。関係ないか)においても何でもやるに限ると思う今日この頃です。とにかく、力足らずといえども自分のできる限り、役の一瞬の人生を楽しみたいです。「月の光にさそわれて」
俳優座劇場こどもの広場(俳優座劇場プロデュースの子供向け版)上演作品で、歌やダンスが随所にちりばめられたエンターテイメント性のある舞台でした。
「まゆ」という父子家庭の淋しい少女(文学座の鬼頭典子さん)が、夏休みに画家のおじさん(文学座の大原康裕さん)の家に遊びに来て、そこで月の妖精たちに「メルヘンの国」へ誘われるというファンタジーです。浅野さんはメルヘンの国で出会う少年の役で、「まゆ」と二人で、メルヘンの国で困難を乗り越えていくという「あわーい恋のメロディ」って感じ。そして、少年は、実はまゆのパパの少年時代だった、という設定です。(現実のパパとしては登場しません。)浅野さんは、初めと終わりの枠組はあくまでも「月の人」です。
小学生なので、鬼頭さんは赤いオーバーオール。浅野さんは半ズボン・・・・「守銭奴」地方公演
地方の市民劇場の例会で観ました。
浅野さんは、どケチのアルパゴンの息子、クレアント役でした。アルパゴンの鈴木瑞穂さんとの巧妙な掛け合いがとてもおもしろく、セリフも翻訳とほとんどおなじなのに、わかりやすく楽しめました。
クレアントは少しだけ遊び人ということで、白いシャツの前には黒のひらひらのリボンがついていて、首には黒い皮のチョーカー、上着はシルバーの鋲が所々ついている長めのジャケットでした。パンツは黒の皮パン。そして黒のブーツ。とモノトーンでまとめてはいるけれども、髪が茶髪で、前髪にメッシュでエメラルドグリーンが入っていたので、華やかな感じ。
椅子などの小道具をうまく使っていらっしゃり、軽快な動きは見ていてもとてもさわやかで、早口なのにセリフがはっきりしていて、(あとから知ったのですが)座員1年目とは思えませんでした。
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パンフレット出演者紹介記事「モリエールと戯れる人たち」より
坂口芳貞(俳優)「浅野君と言えば、何故か飛んでる姿をイメージする。テネシー・ウィリアムズの『地獄のオルフェ』に出てくる純粋な魂のシンボル”足を持たない小鳥”。世俗にまみれた地上に降りることなく、大空を一人、力尽きるまで飛び続ける。彼の中に、あのもの悲しいまでにひたむきな飛翔が見える。
同時に人懐っこいひょうひょうとした明るさも持ち合わせている。実に爽やかな青年だ。テニスのインストラクターを勤める抜群の運動神経。そして、忘れてはならない彼の”優しさ”。「大丈夫ですか?そんなに飲んで・・・・」年の離れた先輩に本気でそっと声をかけてくれる若者は貴重だ。
文学座研究所の同期の一人が「いつもお手本にしようと見ていました。浅野さんのようになんでもこなせるように頑張ります。」と卒業公演のパンフレットに憧れの溜め息を漏らすはずである。絶好のチャンス到来。ほんとうに楽しみ。思う存分、羽ばたいて下さい。」
NHK大河ドラマ「徳川葵三代」
「守銭奴」の時に、俳優座の制作の方に「次は大河ドラマに出るようですよ」とお聞きしていたので、めったに完全には見たことがない大河ドラマを気合い入れて見ることになりました。
出演は関ヶ原の戦いのシーン、細川俊之さん扮する大谷吉継(息子の大谷吉勝は青年座の若林久弥さん)の家臣で三浦喜太夫(それって誰?)の役です。14話あたりということでしたが、1回目に関ヶ原の戦いを放送。そこから遡って物語りをすすめていくという形でした。(その後他の回は観なかった)
さて、ビデオをセットして、ややこしい人物関係を歴史マニアの家族に説明してもらいながら、検分しました。さすがに関ヶ原の戦い!エキストラも合わせると何千人出ているのか?さっぱり誰が誰だか????状態で、撃沈。
その後ビデオを何度も回しながら、細川さんの出ているところを全部チェックしたところ、これしかないという人2人にしぼりましたが、なにせ2人とも甲冑に深々と兜。そして、鼻の下に髭。面相からはとうていわかりません。結局、(声で判断したのですが)
「申し上げます。小早川勢が攻めて参ります!」
と息せき切ってやってくる。その後、大谷吉継が
「もはやこれまでじゃ。」
と腹を切るところで、「殿っ!」と嘆く家臣。(介錯は青年座の植村喜八郎さん)そして、「細川さんの首」を抱えて必死の形相で霧の中を走って行く役でした。あの物体を抱えて走るのはさぞ走りにくかろうと思うのですが、さすがテニスで鍛えた健脚!軽快にタターッと上体も揺れずに走っておられました。
「おっかぁ!」と叫んで槍に串刺しになる雑兵はまだしも、全く画面に映らない何千というエキストラも含めて、セリフがあって、しかもオープニングのクレジットに名前が出る役なのですから、すごい!と思うと同時に、あれだけのすごいキャストの中で、出演料はどうだったんだろうと余計なことを考えたりもしたのでした。
聞いていなければ、100パーセント気づかないほどの変身ぶりでした。
「人生はガタゴト列車に乗って」
帝国劇場の2月公演。ブルーリボン賞の授賞式に行けることになり、急遽マチネのチケットを取ったのですが、最前列が残っていて、かぶり付きで観ました。作家の井上ひさしさんのお母様マスさんの自叙伝を元にして作られたお芝居で、浜さんはマスの役で15回菊田一夫演劇賞大賞を受賞されています。
浅野さんは、マスが雇われ女将をやっている女郎屋に勤める里子(生稲晃子さん)のカレシ(幸夫)の役です。2幕の始め少し出てきて、お店(中華料理もやっている)の中でがやがやしている一人だったのですが、ラーメンを作るのに奥へ引っ込んで、「えっ、もう終わり?」と思ってがっくりしていたら、その後生稲さんとのラブラブのシーンがあり、一安心。
里子は、外地で夫を殺した敵の将校に身を任せるという悲惨な体験をし、自分の弟に似た面影の幸夫に求愛されます。しかし、里子には借金があり、一緒になることはできず、生きる道を捨てて二人は心中するのです。なぜか生稲さんは標準語、浅野さんはズーズー弁で、「行くべ」でした・・・・
過去を告白し、結婚はあきらめてくれと言う里子に、それでも愛していると(ズーズー弁で)言う幸夫は真に迫っていて、心中するってことになったときは、「えーーっ、死んじゃうの!」と、マジで涙が出てきました。(それは単にもう出番がないからかもしれない)
東北なので、セーターにマフラー姿。「ビギン・ザ・ビギン」
これはずっと後になって、BSで放送されているのを観ました。
森光子さん演じる日劇で働く人たちとそこに棲みついたゴースト「かすみおねえさん」との交流(?)を描いた作品。(説明が難しい・・・・。)
浅野さんは、これまた出番が少なくて、日劇で踊っている恋人のさっちゃんを妊娠させる役です。学生服なのに・・・・。
日劇のダンサーしかその姿が見えない森さん演じるかすみおねえさん(幽霊)に「黙ってなさい」とばかりさわられて、力がくたくたと抜けて倒れる様子は、正にお家芸といった感じ。最後に全員で踊るシーンでは、とても楽しそうに踊っていらっしゃるらしいのですが、一番端っこだったらしく、どんなにスローでビデオを回しても、判別不可能でした。残念・・・・「高き彼物」
俳優座劇場での公演後、関東を中心に演劇鑑賞会の約1ヶ月の地方公演。私は秩父演劇鑑賞会にお世話になって、見せていただきました。
友人をバイクの転倒事故でなくした藤井秀一は、ふとしたきっかけで元高校教師の猪原先生に傾倒していきます。しかし、数日後思いもよらない事実がわかるのです。
猪原先生役の高橋長英さんのメリハリのあるセリフもよかったし、アブナイ予備校生の浅野さんの壊れ具合もよかったし、遠くまで出かけてよかったと思えるお芝居でした。深い感動に包まれるとか涙があふれるとかではないけれど、観た後、なぜかとても爽やかになりました。野村先生(自転車キンクリートの歌川椎子さん)の、言わなければならないことは、その場ではっきりと注意する姿勢には、感心しました。
パンフレットの「稽古場より」のお写真は、浅野さんは日焼けして、とても健康そう(ややぽっちゃり)です。舞台でがぶ飲みしていたお酒はひょっとして本物だったのか?とか思ったのでした。
「第4回鶴屋南北戯曲賞」受賞。小学館 季刊「せりふの時代」2000年秋号にシナリオ全文が掲載されています。
この作品は、2002年に再演がありますので、是非もう一度、いや何度でも観たい作品です。観劇レポあり。
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パンフレット出演者紹介の記事より
「チャーミングな人々」
鈴木裕美(演出家)釣りと酒をこよなく愛す、好青年です。でも、少しでも海の近くに住みたいので、稽古場まで1時間半もかかるとこに住んでいます。
お酒もうちで一人で飲んでいて、飲み過ぎて吐くこともあるそうです。また、ちょっと透けていたり、体にピッタリした黒い服が好きという一面もあります。やっぱり好青年じゃないかもしれません。
「浅野君の魅力についての私的解説・・・」
深沢敦(俳優)まず彼の声ですが一言で言うならかわってます。ムダにハスキーでちょっと高め、それでいて乾いている、まあボイストレーナーの僕としては「君ねぇ発声がねぇ」と声をかけてみたくなる所ですが、彼と芝居をやってみてさわやかでいっしょうけんめいで、それでいていやみがないのはこの乾いているハスキーな声のせいだということに気づいたのです。僕や友人の渡辺いっけいとか、ハスキー系の役者は声が湿っていてどこかいやみなのですが彼にはそういう所がないのです。
そしてこの声にぴったりなのが、学生服姿なのです。今、日本で学生服がこんなに似合う役者は松村雄基と彼ぐらいだと思います。そして僕が一番ハマッテいるのが彼のダンスなのです。帝劇の「ビギン・ザ・ビギン」のフィナーレで数多い出演者の中でとびっきりの笑顔で踊っていた浅野君を観たとき、「おまえが楽しんでどうすんだ」と思わずつっこんでしまった僕でした。「釣堀にて」
私は観劇のチャンスがなかったのですが、「えびす組劇場見聞録」に「釣堀」の観劇記が載っています。
他にも同じ文学座の内野聖陽さんの「欲望という名の電車」「エリザベート」、文学座の「ペンテコスト」「柘榴変」なども載っていますので、ご覧下さい。
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パンフレットキャスト紹介より
「色々世話になった!」 高橋長英(役者)「芯はかなり強そうだ。そうだというのは短いつきあいで正体がよく判らないからだ。イヤ、長くつき合っても同じかも。普段、積極的に自分を主張したり顕示する事がないからだ。
大体にして無口だ。軽口を叩いたりもするが、肝心な事にはさっぱりだ。大人なのかもしれない。そのくせ妙に子供っぽく、人懐っこい所もある。他人をなめる節もありそうだ。軽蔑ではない、自分を空っぽにして冷静にジィっと観察しているというか、面白がっているというか、でもそれが決して不思議に不快ではない。生来の人間好きのせいかもしれない。
一旦芝居になると「一緒に遊ぼうョ」とあらゆることを仕掛けてくる。こっちが失敗してもチャント受け止めてくれる。一遍カラオケで彼の唄を聴いたが、のびやかで透明感があって、やけに感心した。納得した。これからもキット色々いい演出家と素敵な仕事を多々するだろう。
今まで通り、インスタント食品の喰い過ぎと深酒に気をつけて頑張ってくれ!色々世話になった、又!」アレクサンドル・デュマ原作の古典。文庫本にしたら7巻という大作を3時間17分にまとめてあります。あらすじや「稽古場日記」は文学座のHPに載っているので、そちらをご覧下さい。
浅野さんは、エドモン・ダンテスの恋人だったメルセデスと、エドモンを陥れたフェルナン(モルセール伯爵)との息子役。二幕の最初に自分の屋敷に来た人たちを紹介するホスト役を勤めます。そして、しだいに伯爵の策略に気づき、決闘を申し込むのです。
私は大阪、地方、東京で観ましたが、7ヶ月に渡る長期公演の間には演出の変化があり、セリフも微妙に違ってきていました。パーティーの客の中でもとりわけ目を引くきれいな水色の長めの上着とベージュのパンツに茶色のブーツ。フランス人とうことで、茶髪でした。一幕では、港の足の悪い酔っぱらいの役、婚礼の客の役で、いずれもセリフがあります。観劇レポあり。
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パンフレット紹介記事「クリスト伯を囲む人たち」より「アルベールの浅野雅博は研究所の34期生で、平成11年に座員に昇格したばかりの新進。7年に本公演の『愛の森』の郎党で初舞台を踏んでいる。その後、俳優座劇場の『守銭奴』や新国立劇場の『夜明け前』などに外部出演。昨年末に俳優座劇場で上演の『釣堀にて』では、信夫役を爽やかに好演していた。」
油屋の喧噪はほとんど文学座の役者さんが担当しておられると聞いたので、公開初日に観に行きました。しかし、言葉通りがやがやという声は全然識別できず、「モンテ・クリスト伯」でも共演された鬼頭さんの声だけ確認して帰りました。二回目に行った時も、これは?と思うのがありましたが、違うようでもあるし、自信なし。
でも、とてもよい映画だったので、エンドロールに名前が(集団ではあるけれど)出てきた時には、この映画に携わっておられたのかと思うと、ちょっと感動でした。「処置」
パンフレットはないようなので、紹介しておきます。
【出演】 香月弥生 沢田冬樹 藤田三三三 浅野雅博 比佐廉
【照明】 三枝歩
【演奏】 加屋安起子 前橋由起子
【舞台監督】 三枝淳
【制作】 前橋由起子
今年で2回目になる「利賀演出家コンクール」(http://www.jpaf.or.jp/)出品作品です。利賀村というのは、富山県の山奥にある秘境と言っても過言ではない山の中で、そこで若い新進気鋭の演出家達が一つの同じ作品を演出し、競うコンクールが行われます。
何せ、行くのに7時間かかるので、石塚さん演出の作品だけ観て帰ったのですが、他の演出家の方達はどのように料理されていたのか、興味深いところでした。
あらすじは、派遣された秘密工作員たちが非合法な活動を共にする。そして、その中の「若い同志」の行為からミッションが危機に陥り、その「若い同志」を任務遂行のために射殺し、石灰坑に投げ入れる(処置される)。それを「党」が報告を受け、工作員達の「処置」を認めるという多少(いや、かなり)難解な教育劇でした。
「党」が報告を受けているところから始まるのですが、舞台の中央に白い(多分)紙で作った塊があり、「君らが殺した若い同士は誰だ?どんな顔をしているのだ?」と紙を破ると、中から浅野さんの「若い同士」が出てくるというちょっとびっくり!な演出でした。開場してから約10分。あの中でじっと息を殺していたのかと思うと・・・・・ちょっとお気の毒。
初めの方に「若い同士」は代わる代わる演じるという説明があったけれど、全員の役がどんどん変わっていって、ややこしい・・・・・
私の頭では意味不明なのですが、浅野さんは、(自信ないけど)
「若い同士」→「党支部の支部長」→「監督」→「労働者」→「若い同士」
という役だったと思います。 (観劇レポあり)
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「当日チラシより」 石塚善之未知の俳優と出会い、その魅力をさぐりひきだすことが、演出の重要な役割のひとつと考えているので、目的の為なら手段を選ばないというブレヒト的姿勢にのっとって、かなり大きな大風呂敷なプランを並べ立て、ぜひ組みたい役者たちの参加を口説きおとしました。稽古場での彼らのこんな筈じゃなかった、という顔は、ちょっとした「処置」状態でした。
舞台は装置も衣裳も小道具もなく、俳優の肉体しかありません。その点特にブレヒトの意図に従ったわけではありませんが、自分のやり方として、結果的にそうなりました。それはまた、個があっての集団なのだという、わりに真っ当な、自分の「処置」に対するテーゼとなりました。楽しんでいただければ幸いです。
自転車キンクリートSTORE
「第17捕虜収容所」大阪公演の1日のマチソワ、2日のマチネを観ました。とにかくおもしろかった!の一言。どの役も始まって10分たったら人物像が見えてきて、個性豊かな役者さんの持ち味を十分生かした演出に思えました。浅野さんは、テレビでもご活躍のプライス役の高橋さん、セフトン役の京晋佑さんとのからみも多く、ずっと出ずっぱり。テキサスの熱血、単純野郎で、とにかく大声で怒る!怒る!怒るだけに、動きも多く、かなりハードな舞台になったようです。
あらすじは、アメリカ軍の捕虜収容所の中で、仲間の中にスパイがいて、それが誰であるかがだんだん暴かれて行くというものですが、推理する場面もあり、考えさせられる場面もあり。でも、メインは笑いだったような気が・・・・。
その笑いたるや、男ばかり10人の捕虜生活なので、衛生上の問題や、色っぽい問題や、熱い友情等から生まれる様々な笑いで、やや下品ではあるけれど、老若男女誰が観ても面白かったのではないでしょうか?客層は圧倒的に若い方が多かったのですが、年輩の方にもぜひこういうキレの良い芝居を観て欲しいなと思いました。
暗転、音楽などもとてもうまく使っていて、無駄なセリフがなく、休憩なしの2時間半があっという間に過ぎ、何度でも観たいと思いました。
デュークは無精ひげ(自前プラスメイク)にぼさぼさ頭にバンダナ。迷彩グリーンの半袖Tシャツ。左腕に悪魔の入れ墨、同じくモスグリーンの布を手首に巻いて、下はカーゴパンツにブーツ。外出の時は革ジャン。真冬の出で立ちにしてはかなりの軽装でした。舞台が始まった直後から10人の捕虜全員が出ていたのですが、しばらくはどれが浅野さんだか気づかなかったくらい、あの「モンテ・クリスト伯」のアルベール君(貴族)とはかけ離れた変貌ぶりでした。あらすじを含めた詳しい観劇レポはご希望の方のみメールにてお送りします。
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